こんにちは、とのの(@tonono2587)です。
引き続き2019/11/01に参加したJaSST Review'19のレポです。
パネルディスカッション:レビュー時の思考などを深掘りする
16:36
各セッションの共通点・相違点・印象
ツールのせいにできるから、ツールはぜひつかいましょう!
セッション1(津田先生のお話)について
- まずは80点、というのは共通しているお話だった
- 100件とかで規則性を話すひととはいったい。。(それほど壮大なデータ分析)
セッション2(あさこさんのお話)について
- 意味の取り違えで起こっている
- ならちゃんとやればいい
- 文書校正がレビュー分野で役に立ちそうに感じた
- 書き方を整備すると読み方も楽になる
- 主体 (なんだろうこのメモ…)
セッション3(みわさん)について
- 感じたことを、次はロジカルに考えられるかどうか
【質問】初見だと違和感をつかまえられないのだろうか。。?難しいのか?
- 見つけることはできると思う
- 目的はわかっているもの
- ゲームだったら説明書は読まない、予測どおりにつくられているから。これは初見でもできる
- 見つけられるかどうか、ではなくて「何を見つけたいのか」が大事では
対人での違和感について
対話からどのように違和感を見つけますか?
- 多人数の前で話すとき、興味のある/なしは聞き方でわかる
- ゼミとかの場合、それぞれ個性があり人によって違う
- 「対人」でいうと、このひとはごまかすときどういう態度をとるのかをみて、わかってきたらそこからみつかる
- 人間観察、普段の行動や癖を把握しておいて、違和感
- 人そのものの状況と、まわりの状況もあわせて感じる?
「もの」がどうなるかに集中、手がかりは人よりもモノかも
そもそも何をしたいんだっけ?
- ここもう一度説明して?
- これってこういう意味?
- こういう場合はどう?
- ちょっと図にしてみて?
仕組み化・形式知化にいついて
SNS NGなメモな気がするので省略
【質問】普段のレビューや相談内容を仕組み化することは可能だと思いますか?もう仕組み化できていることがあれば教えてください
- 関係性をよくするための、語りかけやすい雰囲気
- 「おかしい・わからないと思ったらすぐに言う」 という仕組み
- 一人で悩んでいる時間がもったいない
- 同じ製品をつくっているんだから、一人が止まることはみんなの問題
- 「わからない」ははじめなかなか言えない。でも言わないと言えるようにはならない
- そういう「仕組み」だけれど、何分以内にとか規則とかを「つくった」わけではない、「仕組まれている」
会場からの質問コーナー
ドメイン知識がなくてもある程度の指摘が可能なレビュー方法はありますか?
- 知らないことがわかっているからあとは知るだけ
- 100点を目指していないかな?
- 知識がいらなくてものところを見てください、という意味なのでは?
- その人のプロジェクトをおもしろがりにいく、みんなが知っているような状況にしてあげる
レビューアの育成方法について、なにかいい方法はありますか?
- その人にどう育ってほしいのかのゴール
- 何が、どういう状態で、どうなってほしいかを決めないと終われないし、教育ができない
- 言っても恨まれないひとをまず育てるのはどう?
このひとになら言える、という環境をつくる
いやな情報が上がってきたのではなく、「いまみつかってよかった」という話になるから恨まれない
- 誰が来ても、1ヶ月でどうなってほしい、いつこうなってほしい、と本人にもみんなにも言う
全体のツイートまとめしてくれているのでこっちも読みたい
JaSSTソフトウェアテストシンポジウム-JaSST Review'19 - Togetter
感想
初JaSSTReviewは「レビューで指摘するときの思考」がテーマでした。
どんな事を気にしてレビューしているのか、どういうことを気にするのがポイントなのかを教えてもらいました。
(ここあまりうまくいっていない。。)という「違和感」に対して、どう行動したらいいか、ヒントが詰まっていたと思います。
「目的をはっきりさせる」「まずは合格点」「スルーしない」!
参加前にほしかった、自分の困りごとに対するヒントはあったと思います。
今回も知らなかったことを知れて、新しいことに気づけました。
明日からももっといい仕事をしましょう。
3回にわたったJaSST Review'19レポは終わります。読んでいただきありがとうございました。