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スーパーで鍛えた段取り力

ごきげんよう、とのの(@tonono2587)です。
こちらは ソフトウェアテストの小ネタのカレンダー 7日目の記事です

qiita.com


今回のテーマ:スーパーで鍛えた段取り力

小ネタということでソフトウェアテストに関係なさそうな話をしてみたくなりました
はじめに思い出話から

スーパーにいたよ

とののはテスターデビューする前は スーパーマーケットチェーンで店舗の担当者をしていました

(ちらっと JaSST Online で話しましたよ)

スーパーといえばレジを思い浮かべると思いますが、
わたしの担当はレジではなく 生鮮・お惣菜以外全部!みたいな部門でした
お菓子、缶詰、牛乳、パン、お豆腐、ジュースなどなど
お店の面積にすると結構な広範囲担当なので、だからこそのノウハウをいろいろ学んだように思います

段取りを組むやり方を学んだよ

具体的に学んだことの一つが、「段取りを組んでタスクを捌く」ことかなと思っていて
きれいに説明できるかわからないけどします

まず店員さんが1日にやる主なタスクは以下みたいな感じ

  1. ★定番売り場チェック
  2. ★売り場から減っていて在庫があれば品出し
  3. ★商品が棚の手前にくるようきれいに並べる
  4. 売り場を切り替えるための準備
  5. 売り場切り替え(できるだけサッと)
  6. 発注
  7. 在庫管理
  8. 納品
  9. 事務作業

(★タスクはサビなので繰り返し)

これらのタスクを 「お客さんが集まる時間(ピークタイム)」にあわせてやる必要があります
お客さんが一番くる時間に売り場がきれいでないと売るチャンスを逃す という考え方です
★は軽くて細かいタスクなんですが、放置すると売り場崩壊リスクがあるので意外とおろそかにできないやつです

ピークタイムには売り場をきれいな状態にしておきたい
(そのために)出せる商品があるなら出さないといけない
(そのために)売り場切り替えは終わっていないといけない
(あるかわかるために)売り場に何がどのくらいあるか見ないといけない
(出すために)裏の在庫を把握しておかないといけない
(在庫管理しやすいように)発注量を考えないといけない

ああああ… 並べただけで疲れる
当たり前かもしれないけどいろんなタスクは連鎖しているんですよね

こういった仕事を上手いことまわすのが「段取り」だと考えていて、
いちばん大事なことを決めて、それに必要な準備を洗い出して、止まらないように配置する
みたいなことを毎日やることで、段取りを組んでタスクを捌く/まわす 力がついたなと思っています

テストに役立ってるかも

こうしてついた筋肉はソフトウェアテストにも生きているような感覚があって
テストプロセスをふんでいこうね っておおざっぱに言うとたぶん段取りを組もうね ということですよね(ですかね?)
いつまでに何をどうしたいからこれをやらないといけなくて というような
テストの内容自体もそうですし、
ここのテストをいつまでにやりたいから誰さんに何を頼んでおいて… とかをいつも考えながら仕事してます

ただテストでは段取り組むのに必要な、要件とか大事なことを決めるのがめちゃ難しくて
細かくしたり相談したりしながら決めるのが大事だよね〜 って思っています

さいごに

直接ソフトウェアテストに関係なさそうな筋肉を鍛えた話を書きました
ほかの筋肉も仕上げていきましょうね
お疲れさまでした (^o^)

もうちょっと昔話している記事はこちら tonono.hatenablog.com

明日もお楽しみに!