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【JaSST Review'19】『違和感のつかまえかた』

こんにちは、とのの(@tonono2587)です。

『違和感のつかまえかた』~組み込みシステムの開発者(テスター)としてやっていること~

発表スライドを!全!公開されているのでツイートからどうぞ!

スライドにマーカーひけて、メモもつけられることに気がついたのでいままでとメモりかた変えてみました

メモ

  • テスターと開発者のロールの違い:テスターはプログラムを書かない分の工数を集中できるので、深くみることができる
  • そんなに簡単には伝わらないだろう、とみんな思っている。メールしたからOK、とかは歓迎されない
  • エアテスト:出し惜しみせずに、エアテストした結果を話す

  • チケットに知りたいことが書いてない、情報が足りないとき

    • なんでそれを知りたいのか
    • 試そうとしていること
    • 不安に思うこと

などの理由を伝えると、知りたいこと以上のことを教えてもらえたりする

  • チケットの状況について:みんなの問題なので様子みしていないでなんとかする
  • 20年分くらいあるチケットを読む日課について:活かせている実感があるから日課になる
  • 感情の変化や身体の状態もヒントにする

たとえば
(待ち時間が長すぎる。。)→処理系の問題かもしれない
(疲れる)→文字サイズが小さすぎ?UXの問題とか

  • 問題の原因を人のせいにしない:製品、やりかた、仕組みの問題にする
  • 製品を知れば知るほど気づける(違和感をつかまえられる)
  • 原因を知ることは、設計や実装を知ることにつながる、これはとてもいいこと
  • 他人の違和感を取り入れるとき、「なぜ」か聞いてみる:自分にはないものに気がつくことができる
  • 一方で自分も、違和感とまではいかないけど気になることも話す
  • 自分のことも疑う:先入観にとらわれてないか、みたいものだけみてないか!
  • 間違っていないこととそれで良いかどうかは別
  • 想定外の問題を見つけるのではなく、想定を広げる:相手の領域に踏み込む
  • 自分のバグも違和感のはじまりになる
  • 問題が起きたとき(見つけられなかったとき)は考えるチャンス:次はどうすればバグにならないか気付ける
  • せっかく違和感をつかまえたのに、そのままにしていないか?
  • (こんな開発の終盤に言っちゃったら。。)(前にも言ったのにな。。)
  • でもテストしていて(気のせいかな?)と思うことはほとんどそうじゃない
  • 言いづらいときは、「仕事だから仕方ない」と思うようにしている
  • 気持ちの持ちようで、言いづらさはなくならない、でも言わないと言えるようにはならない
  • 違和感を受け取ってもらえる風土がない場合、まず一人だけでも聞いてくれる同僚をつくってみる
  • 組織やチームは「概念」であり、実態は自分
  • 風土は自分たちでつくっていきましょう
  • 「わかった気になる」というのは鈍っているとても危険な状態
  • こんなにかんたんにわかるのはおかしい
  • これは罠
  • みんなそんな簡単な仕事はしてないはず!

感想

こう思いました。

言いたいことはちゃんと言わせてもらえるチームにいて、みんなちゃんと聞いてくれて、
言ってきたと思ったのですが、(こんな終盤で…)という例を聞いたとき
言わずに勝手に諦めて、「言わない」自分がいたことに気が付きました。
もっともっともっと言えてないことがたくさんあるし、言えるほど製品を見れてないとも思いました。
(恥ずかしい、ショック)
自分のコンディションでさえも見つけ出すきっかけになると聞いて、
疲れた状態(異常/いつもと違う)で仕事をすることがなんて罪深いことなんだろうと思いました。
いつもの状態じゃないと、見つかる不具合も見つからない
気づけてよかったです。
知らんぷりをしない、なんとかして伝える、周りの人の違和感も同じだけよく聞く、製品をもっともっと知る
もちろん聞いたそのままができるわけではないので、自分に合ったやり方で
やることがたくさんあるしやってみたくなりました。
やってみます。

パネルのメモが残っています、また次回に続きます。